先週から用事があって大阪に滞在中です。
柏原市の実家から毎日難波に通っています。
あこがれの「ICOCA(イコカ)」も大活躍。

その難波では昨日「なんばパークス」がグランドオープン。
シネコン「なんばパークスシネマ」もオープンしたので
映画「ブラッド・ダイヤモンド」を見てきました。

レオナルド・ディカプリオ主演では、最近「ディパーテッド」を見たけど
あれよりはだいぶいい。
だけどやっぱり、ストーリーの不条理さは否めない。

アフリカは資源豊富な豊かな土地ゆえに
それを狙う奴らの思惑で、人々は無残に殺され、
家族はバラバラになり、子どもは少年兵へと洗脳される。
その現実はたしかに知っておきたいものだけど、
やっぱり主役級以外の人たちは、ドンパチ殺されてしまうところが痛い。
結局はみんな自分の利益ばかりを追い求めていて
それが人間なんだという印象。

現地シエラレオネ人を演じるジャイモン・フンスーの演技がいい!
この人は映画「アイランド」でも出演時間は短かったけど
多数派に正しい意見を持って勇敢に立ち向かう姿勢が印象的。
この作品でもやっぱりそうだ。

そして「大佐」を演じるのはアーノルド・ボスルー。
「ぜったいこいつ悪いやつ!」と思っていたら
以前「24-twenty four-」第4シーズンで悪役だった人だ。
「ブラッド・ダイヤモンド」でもやっぱり・・・。

役のイメージって何年もつきまとうものですね。
だから「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオは
こういうシビアな作品演じると
どうしても「あー、がんばってるなー」と不自然さが気になってしまいます。

私は今年で結婚10周年を迎えます。
これ見たらとても「スウィート・テン・ダイヤモンド」とか
言えなくなってしまいました。。。